和婚をするなら、知っておきたい白無垢の「い」「ろ」「は」

白無垢は、全身を白で統一した格式高い花嫁衣裳。では、白無垢を身につける意味を知ってますか。

花嫁和装には、小物ひとつひとつに身につける意味があるんです。その意味を知って、挙式をさらに奥深いものにしましょう♡

着物の上に羽織る「打掛」。白無垢の白は、「その家の家風に染まるように」という女性の覚悟の表れを意味しています。

①懐剣（かいけん）

もともとは武家の女性が護身のために持っていた短刀で、魔除けのお守りとして用いられたそう。

②帯揚げ（おびあげ）

帯を結ぶ際に帯枕や紐を隠す布で、胸元の装飾の役割も。「子宝に恵まれますように」という意味が込められています。

③帯

帯を結ぶことは「祈り」にも通じると言われています。花嫁衣裳に用いるのはもっとも格式高い第一礼装用の丸帯です。

④帯締め（おびじめ）

帯の上から結んで抑える装飾品。花嫁の帯締めは綿が詰められた「丸ぐけ」というものを用います。

⑤末広（すえひろ）

祝儀に使う扇のことで、その形から「末広がり」を意味する縁起物。末広を開くのはマナー違反なので、閉じた状態で持ちましょう。

⑥筥迫（はこせこ）

武家の女性が、鏡・おしろい・紅筆等の化粧品や懐紙を入れて持ち歩いたとされるもの。今で言う「化粧ポーチ」のようなもの。

けがれのない純真無垢な佇まい、上品で厳粛な雰囲気は日本女性の憧れ。古典的な花嫁姿は今でも人気で、和婚にふさわしい花嫁姿です♡

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